高次脳機能障害をご存知ですか?

こんにちは、ゆいまーる佐野店です。

皆さんは『最近、ものを忘れやすくなった』と感じることがありますか?

少しくらいであれば誰でもよくあることなのですが、階段から落ちて頭を打ってから、限度を超えて忘れやすくなったと感じる場合は高次脳機能障害の疑いがあります。

あまり聞きなれない単語だと思うので、以下にまとめました。

高次脳機能障害ってどんな病気?

"高次脳機能"とは、人間ならではの高度な脳の働きで、注意を払ったり、記憶・思考・判断をおこなったりする機能を指します。

これらの機能を失ってしまうのが"高次脳機能障害"なのです。

交通事故などの大きなケガにより、入院治療中は何事もなかったのに、退院して職場に復帰したとたん、以前はできていた仕事ができなくなっていたというケースがあります。これを高次脳機能障害と呼ぶそうです。

復帰後の職場では、記憶力・判断力などが求められることが多くなるため、家族や職場の皆さんの理解と協力が必要となってきます。

高次脳機能障害認知症の違い

 高次脳機能障害になると、認知や思考、記憶、感情の表出や言語表現などに障害が起きるのですが、そう聞くと大抵の人はまず『認知症』を疑うでしょう。

では、高次脳機能障害認知症はどこが違うのでしょうか。そのポイントを見ていきましょう。

こう書くと分かりにくいかも知れませんが、要は『認知症は悪化する』けれど『高次脳機能障害』はリハビリで改善する、ということですね!

高次脳機能障害かどうか調べるには?

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高次脳機能障害は、症状が現れていても外見上はあまり目立ちません。

そのため、障害があることを本人や周囲の人が気づくまでに時間がかかりがちです。

では、どこで自分が高次脳機能障害だと分かるのでしょうか。

調べたところ、脳神経外科で診てもらうのが一番のようですね。

 

もし、自分が『階段から落ちてから物忘れが酷くなった』などと、思い当たる節があれば、一度お医者さんに相談してみることをオススメします。