支援学校の実習生との4日間。

こんにちは!ゆいまーる佐野店のタツタです。

今週の月曜日から支援学校の2年生の実習がありました。

この日、なんと!私は初めての担当指導員に命じられました…!

いつもに増して緊張してます。

 

彼の人生の一部に関わる『この先どんな職業に就くかの選択』に、私が関わるんだ、と思うと責任重大です。

”ゆいまーる佐野店”の代表として、しっかりせねば!…と、この日、私は自分自身に気合いを入れたのでした。

初日は職場や利用者さんたちに慣れてもらうために、簡単なコイルの巻き取り作業を担当してもらいました。

とはいえ、簡単といっても忍耐力の必要な作業です。初めて使う『ニッパー』にも悪戦苦闘しているようです。

実は私、教えることが苦手なんです。なので、自分で分かっていることを相手に理解してもらうというのはきっと、私にとって永遠の課題です。

 

2日目、3日目と少しずつ分解作業にも挑戦してもらいました。もちろん使う工具の種類も増えていきます。

慣れれば力はほとんど使わなくても使えるようになりますが、どうしても最初は力が入ってしまいます。

それでも彼は、弱音を吐かずに黙々と頑張ります。

 

4日目の最終日にはパチンコ台のスピーカー部分や装飾部分の分解を担当してもらいました。

彼は、ほとんど自分で考えて分解し、スピードも格段に早くなっていきました。

ニッパーのコツも掴んだようです。

昼休みに彼は、自分で描いた絵を私たちに見せてくれました。

『絵を描くことが好きなんです!』

というだけあって、とても上手で色使いも、彼の人柄が出ているような”優しい色合い”でした。

 

初日はやはり硬い表情で緊張していたようですが、2日目からは利用者さんとゲームの話をしたり、次第に笑顔も増えていきました。

分解している時の表情も、イキイキした目で集中しているように感じられました。

 

最終日に、彼の『絵を描くのが好き!』という話を聞いていた(このブログを担当している人)が、液タブで絵を描くところを見せてあげると、本当にうれしそうに、目を輝かせながら液晶を見ていましたね。

実際にはじめて液タブに触ってみたら『難しいけど楽しい!』とキラキラの笑顔で答えてくれたようです。

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画像提供元:Aさんより。

 

今回は、彼だけじゃなく私にとっても貴重な体験となり、至らない点も多々あったと思いますが

 

『実習、楽しかったです!』

 

と、最高の笑顔を見せてくれたので、安心しました…!

まだまだ私も日々勉強中ですが、この新鮮な気持ちを忘れずに、安心して皆さんが働ける職場になるように頑張ります!