鉄拳さんのパラパラ漫画から学ぶ『家族の絆』
こんにちは、ゆいまーる佐野店です。
本日は皆さんにご紹介したい動画があります。
パラパラ漫画家の『鉄拳』さんをご存知ですか?
上の動画はパラパラ漫画家の鉄拳さんが描いた作品ですが”感動する動画”として注目を集めています。
鉄拳『約束』から学ぶ『家族』の温かさ
上記の動画は家族の絆をテーマにした作品ですが、
- 親から愛情をもらえず引きこもりになった息子
- 息子を自身の命と引き換えに守り、死んでしまった父親
- 母子家庭で子育てに奮闘する母親
この3人の生き様が心に響きますよね。
まるでアニメを見ているような感覚になりますが、これも鉄拳さんが一枚一枚紙に描いて合成して作ったものなのだから、すごい才能ですよね。
大人になってから気付く、両親からの”愛”
この物語を息子目線で見ると、父親がいない寂しさ、授業参観にも顔も出さずに働き詰めの母親に対する不満、いつも独りぼっちで夕飯を食べることの寂しさから引きこもりになった様子が受け取れるかと思います。
息子『俺なんか守ってくれなくても良かったのに!何で死んじまったんだよ、親父!』
母『父さんに守ってもらった命なんだから大切にしなさい!』
息子『うるせえ!』
しかし、実際は全て”自分のため”に必死で働いている母の存在と、命を守ってくれた父が居たおかげで”今の自分”が平和に暮らせるんだ、ということに気付いた息子は、やがて父の跡を継ぎ、立派な大人へと成長します。
そして、母を船に招待し、自分の料理を出す息子に涙を流す母親。
これは一流シェフの父親を失った家族の物語という、ちょっと特殊な例ですが、いつも両親がいて、いつも温かいご飯が出てきて、温かいお布団で眠ることができるのって、当たり前のことだけど、すごく有難いことでもあるのですよね。
それを少しでも多くの人に知って欲しかったからこそ、鉄拳さんはこの『家族の絆』をテーマに選んだのではないでしょうか。
当たり前が”当たり前でなくなる”前に。
画像提供元:ぱくたそ-フリー素材・無料写真ダウンロード
当たり前が習慣になってしまうと、ありがたみすら感じなくなってしまう。
便利な時代になればなるほど、不便だった頃のことを忘れてしまう。
感謝の心というものは、なかなか伝えようと思ったり、感じようと意識したりしても気づきにくいものですが、当たり前が”当たり前でなくなる”その前に。
皆さんも、たくさん親孝行をしましょう!